Pythonで遊ぼう! 超基礎編② GUIとCUI

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どうやってPCを動かすか

PCを動かす操作は、どうやって行うのでしょうか。PCを起動すると、アイコンや画像、マウスカーソルが自然に立ち上がります。

例えば、YouTubeの動画再生で見てみましょう。クロームなどブラウザのアイコンをダブルクリック、ブックマークからYouTubeをクリック、サムネイルをクリック、動画が再生される・・・

このように、マウスを用いてアイコンをクリックし、また、ボタンやリンクを選択して操作する環境を、グラフィカルユーザーインターフェースと呼びます。いわゆる GUI です。

GUIに対して、視覚的な情報に頼らない、文字列のみでコンピューターを操作する方法が存在します。それをキャラクターユーザーインターフェースと呼びます。いわゆる CUI です。

Pythonを動かす場合は、CUIを使ってプログラムを打ち込み、実行することになります。

Windowsでは、CUIでのPC操作のためにいくつかアプリケーションが予め用意されています。

今回は、Pythonを動かす準備としてWindows11でのCUI操作を行います。

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Windowsターミナルの起動

Windows10以降、Windowsには「ターミナル(Windowsターミナル)」という便利なCUI用のアプリケーションが用意されています。

従来は、「コマンドプロンプト」や「Powershell」などのシステムツールでCUI操作を行っていました。「Windowsターミナル」は、必要に応じて、複数のコマンドラインツールをタブを切り替えて利用できます。早速起動させてみましょう。

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画面下部中央付近のWindowsスタートボタンを右クリック、「ターミナル」、または、「ターミナル(管理者)」という項目から起動してください。

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画像では、スタートからピン留めを外す、となっているが、ここからピン留めしておくと便利

Windowsスタートボタンを左クリックし、「すべてのアプリ」からでも、「た」行のなかに「ターミナル」を見つけられます。プログラミングを学習していく上で、何度も使用することになりますので、こちらを右クリックして「スタートにピン留めする」をしておくと便利です。

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「Windowsターミナル」を起動し、タブの右側、 [∨] をクリックすると、様々なコマンドラインシステムを選択して起動できることがわかります。今回は、「コマンドプロンプト」を選択しましょう。

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画像の通りにコマンドプロンプトが起動すれば、準備は完了です。

コマンドプロンプトの操作①(ディレクトリ確認)

早速、コマンドプロンプトを操作してみます。

最初に、「C:\Users\XXXX>」とある部分に、「dir」と入力してEnterキーを押してみましょう。

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すると、画像のようにファイルの一覧が表示されます。私の場合は、ローカルディスク(C:)のUsersフォルダーの中の、XXXXフォルダーの中に収納されているファイルの一覧が表示されます。なお、入力した「dir」は、directoryの略です。

次は、「cd」と入力してみましょう。

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すると、「C:\Users\XXXX」のように、「>」がついていない行が表示されました。

これが、現在操作しているディレクトリ(カレントディレクトリ)を示しています。先ほどのコマンド、「cd」は「Current Directory」の略で、「今操作しているディレクトリを表示してください」という命令になります。

そして、今はコマンドプロンプトを起動してから、一度もディレクトリを移動する命令をしていません。コマンドプロンプトを開いて一番最初にいるディレクトリのことを「ホームディレクトリ」と呼びます。

コマンドプロンプトの操作②(ディレクトリの作成)

ディレクトリの確認方法が分かったところで、自分で新たにディレクトリを作成してみましょう。これは、GUIで言えば、「新しいフォルダを作成する」のようなものですので、気軽に挑戦してみましょう。

ディレクトリを作成するコマンドは、「 mkdir 」です。(make directory)そのあとに、ファイル名を続けて書きます。

たとえば、「 mkdir playpython 」と入力すると、「 playpython 」というフォルダを現在自分がいるディレクトリ(カレントディレクトリ)に作成しろ、という命令が走ることになります。

ちゃんと作成できたか確認するために、「dir」で確認してみましょう。

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このように、「dir」コマンドでファイルの作成を確認できれば成功です。

作成したファイルはGUIで確認することもできます。エクスプローラーから、「ローカルディスク(C:)」→「ユーザー」→「カレントディレクトリのユーザー名ファイル」で確認してみてください。

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コマンドプロンプトの操作③(ディレクトリの移動)

では、作成したディレクトリに移動してみましょう。移動するためのコマンドは、「cd」です。

「cd」は、「Change directory」の略でもあります。「cd」に続いて「スペース␣」と移動したいディレクトリ名を入力すると、そのディレクトリへと移動することができます。

今回は「 cd playpython 」とコマンドを入力します。

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そうすると、「C:\Users\XXXX\playpython>」と表示されます。「cd」を入力してカレントディレクトリを確認しても良いでしょう。

ここから前のディレクトリに戻るには「 cd.. 」を入力します。

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「 cd.. 」コマンドにより、ひとつ前のディレクトに戻ってくることができました。

以上から、みなさんは、ディレクトリを自由に動くことができるようになりました。

「 dir 」により、ディレクトリの一覧を表示することができ、移動先を決めて「cd XXXX(移動したいディレクトリ名) 」で移動することができます。また、「 cd.. 」でひとつ前のディレクトリに戻ってくることができるからです。

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